今回,イギリスに7日間程出張するのに際して「海外wifiレンタル」を使ってみた。以下はその報告と云うかメモ:
- 今回使ったのは,最近矢鱈とテレビで宣伝している「イモトのwifi」ではなくてGlobal wifiってトコのでした。たまたま渡航先のイギリス版でキャンペーンをやっていたので。
- キャンペーンで表示されている価格に結局,1日200円程度の「保険」を付けるコトになるので,今回は1000円/日程度だった。
- 計算はきっかり,航空券の出発日から帰国日までの日数計算になっている。今回,往路が深夜1時30分発の羽田発JAL便だったワケだけど,受け取りは日程的にその「前日」の晩に空港で受け取れる。けれども,計算起算日はあくまで飛行機出発の日。この点は良心的だと思った。何れにせよ,欧米等遠路に行く場合には飛行機に乗っている「絶対使わない時間帯」も料金加算されてしまうんだけど,まぁそれはしょうがないよね。
- 空港での受取・返却は至って簡単でした。
- 受け取った段階で充電は満タンでは無かった。たぶん,前のヒトが返却した状態のママなんじゃないだろうか。特にそう云う指示も受けなかったが,なので,エチケット的には「満タン返し」したい処。であるけれども使い方とか最後に飛行機に乗る時点のスケジュールとかによってはなかなか実現できないんだろうなぁ,と云うのも理解可能。
- なので,借りたら直ぐに充電するのが良い。
- 内蔵電池は意外と保った。但し,下記事情により,それほど激しくは使わなかった(使えなかった)。待機状態だけならそれほどは電気を喰わないってコトなのかな。だけどMAPアプリとかを使うと結構減るので,やっぱり,予備電池は持って行く方が良い。予備電池は借りるより自分のスマホ用のを持って行けば良いのでは。USB/USB-miniのケーブルが必要。
- 仕事だけならホテルでネットに繋げば良いのでしょうが,妙に中途半端な値段で有料の場合もあるので微妙。スマホ持ち歩いて出先でも(とりわけMAPアプリを始めとして)いろいろwifi繋がると便利なコトは確か。但し,結局,「そんだけ払ってでも使いたい」と思うかどうかは勿論ヒトに依ると思う。
- 本体自体はなんだか非常に可愛らしい装置でして。スイッチ入れたまま服のポケットに入れておけば良いのでその点では全く不便では無い。但し当然,充電用のアダプタとか,旅行に際して持ち歩くモノはそれなりに増える。
- レンタル機の機能で使用期間中積算の通信サイズが出る。正味5日半くらいで330MBくらいでした。6で割って約50MB/日程度。コレは実に丁度中途半端な使用量なんでして,softbankの海外パケットし放題の価格設定を見ると,ローミングの場合には結局1日3000円になる通信量である。上記したようにレンタル料は往復の最初と最後の1日が「使ってないのに料金積算」されてしまうので単純比較はできないのだけれども,今回は少なくとも半額以下(殆ど1/3)で済んだ計算になる。但し,今回のはキャンペーン価格だったし,「イギリス1国限定」の契約のモノであった。ヨーロッパで数国回る場合にはもうちょっと高い設定になるようだ。それでもローミングに対してほぼ半額と云って良いかな。その代わりに持ち歩かなくちゃいけない物品が多少は増える。
- 問題は,ですね。今回行った先がイギリスの片田舎(とは云えかなりの規模の地方都市なのだが)だったせいなんだかそれともイギリス全体の問題なのか,そもそもWAN側と云うか現地のモバイル通信の状態が悪くてね…。電波がちっとも繋がらないは,たとえ繋がっても大概2Gだわで…。実際の処はあんまり使えなかったのですよね。そのせいで通信料も少なかったとも云える(但しデータローミングしたってこの状況は同じコトだが)。もっと通信環境の良い場所ならもっと使いでがあったんじゃないのかな。
- 今回はホテルのネット接続料金が別料金で中途半端に高かったので,その点でもまぁ,wifiレンタルがあって便利だった。つまりホテルでも仕事用のnotePCをコレを介してネットに繋ぐコトができた。但し,ホテルがこれまた電波の非常に弱い処にあって,接続そのものは非常に不安定だったのには参った。だけどまぁ,この程度繋がればなんとかなる(我慢できる)レベル。で,実際に幾つかの連絡はこのwifiレンタルがあったお陰でできた。
- 実際に使っている通信の内容はMAPアプリ以外は殆ど「無くても困らないんじゃね?」と云うようなモノではあったので…。つまり必須かと云われれば無くても済むんだけど。次回も使うか?と聞かれれば使うような気がします。